虎になる夢を見る

脳内と音楽の話

寂寥と繋いだ指を解けない。揺れる心臓どこも行けない。

世間はゴールデンウィークです。
我慢のゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。働いてる方もステイホームしてる方も遊んでる方もいると思います、全部それぞれですね。それぞれですね、って言葉選び、なに?という感じはありますが。

五月一日、友達とケーキを食べる。友達はオタクなのでゲーセンに行くため解散。五月二日、ライブに行く。たのしかった。五月三日、4時間くらいお散歩する。何も無い一日に耐えられなかったので。五月四日、なにもなし。五月五日、なにもなし。
なにもなし人間のなになしGW
寝れなくて目が冴え冴えで昨日今日となんだか終わってるので終わってる感情を残します。残さなくていいよわかる。

ライブ、楽しかったんですよね。ハードコアとかエモの界隈のイベント、初めて行って、全部かっこよくて、ドリンクにラムネがあって。
でもなんというか、どうしようもなく全員他人だ〜〜とふと思っておしまいになったりしていました。当たり前なことは分かってるんですけどね。ライブ、特に激しい重い音楽のやつって、こんな世界になる前はフロアがぐちゃぐちゃで他人との境界線がよく分かんなくなって音楽とそれを見た感情だけがあるって感じだったんですけど、1番後ろで見ながら人間、個々…………と思って言いようもない寂しさに取り憑かれてしまいました。
人間に体があるのが嫌になっちゃった、嫌にはなってないけど。誰も知り合いのいないライブハウス、慣れてるんですけど、なんでだろうね。
あと見てめちゃくちゃ刺さったバンドが解散決まってるってMCで言ってて本当におしまいになりました。解散しないで、って見たの初めてなくせに思ってしまった。

今日、もう昨日ですが、は、家にいたら布団から出れないのも、それに対して自己嫌悪に襲われるのも確信があったのでお散歩をしました。対策を行動に移せるようになったの、成長を感じます。
海を求めて10kmくらい寄り道したりふらふらしながら歩いて、浜辺で夕暮れまで本を読んで、夕焼けを見て、すごく楽しかったし私にはたぶんこういう日が足りなかったんだろうな、と思った反面なんだかすごく寂しくなってしまってだめでした。
ひとり遊びが得意だしすきななんですけど、何でも1人でしてしまう人間、かわいくないしこうしてどんどん1人で満足していったら本当にいつか1人になってしまうし、海辺にいる人間だいたい2人以上でいるし、なにをしてるんだろうか、という。
自分のことをもっと社交的で明るい人間だと思ってたんですけど全然そんなことはなく根暗で人を誘うのが苦手で、というか誘いを断られて自分の無価値を感じるのも相手に断らせるのも逆に気遣って了承させるのも怖くて、1人でできることが増えるたびにどんどんその恐怖心は強くなっていってしまって、そして寂しいとか思ってる今、何してるんだろう。
ずっと自分が傷つくのが嫌でそれを避けてたら本当になんにも出来なくなってしまって、なんでも出来ることはなんにもできないことと表裏一体だなんて知らなかった。
結局外に出ても自己嫌悪に襲われてるのめちゃくちゃウケますね、長期休みとかいらねぇよ〜〜労働してた方がマシかも。なんか、この三日分を適当に散らしてすきな日にお休み取らせてほしい。労働してる時の私は無価値じゃないから。

労働が嫌いなのに、というか嫌いなわけじゃないけどたぶん不眠とか諸々は仕事由来なのに私は仕事に依存してる節があるし、音楽は私を救ってくれるけど音楽をやってる人間は私の救いにはなってくれないし、行ってないけどフェスは世間に叩かれてて腹立つし、自己嫌悪の波で生き残ってるのは希死念慮のような感覚だけだし、なんにも金色じゃない。

明日と明後日は何をしよう、自分をこれ以上無価値だと思わないことがしたい、けど、それはなんなのかわかんない。とりあえず早く寝た方がいいよね、もう全然早くないけど。
おやすみなさい。