虎になる夢を見る

脳内と音楽の話

爪の先、桜貝色、春の色 6畳1K 嘘のお花見

3月。

休職してから1ヶ月ちょっとがすぎまして。定時には窓の外が真っ暗だった、マフラーと手袋をしながら凍えて退勤していた1月が嘘みたいに18時をすぎたらいい具合の黄昏時で、コートも着なくて良くなった。というか桜の開花宣言まで出て来週くらいには見頃らしい。

1ヶ月半、あっという間だった気もするけどこの数年でいちばんゆったり流れていた気もする、へんなかんじ。

 

休職をしてよかったことも悪かったこともどっちもあって、備忘録みたいな日記です。

なんかね、全然関係ないんだけど初めてiPadの液晶でこれを打ってて、めちゃくちゃやりにくいですね。Bluetoothキーボードが調子が悪すぎるので…。キーボードに限らず物理ボタンがかなりすき。本当に関係ないね。

 

この間、たくさんの展示を見に行ってて、すこし英語と数学の勉強をしていて、映画を何本か見ていて、ライブにも何本か行っていて、すごくたくさん寝て、たくさんゲームをして、週に半分くらい自炊しています。

私が貴族だったら絶対にずっとこういう日々がいいな、って思うけど目減りする残高はひたすらに私を不安に駆らせるので脱出しなきゃいけない。

というか、そもそも世の中に自分が属している必要がないっていう感覚がすごく不安でいやだから、抜け出さなきゃいけないんですけど。私がいなくても世界が回るなんて当たり前だけど寂しくて仕方ないです。あんなに嫌だった労働のおかげで私は自分の居場所を見出だせていたみたいです。

 

展示を見に行ったり好きなものを食べたりしているのだって、日常に意味を持たせるつもりになって怖いことも不安なことも麻痺させないと足元がぐらぐらになっちゃうからやってるだけなのかもしれない。

だってそんなことしてる暇があれば転職サイトの返信をすればいいってわかってる。それでも今のぬるま湯が気持ち良すぎてずっとこうがいいなっておもってしまう。まぁ、残高を見るたびにそんなこと言ってられないなとも思う。

働くのが怖いし、いや、会社で何があったわけじゃないんからなんでこんなに怖いか分からないんだけど働くのが怖い。私ってかなり無能なのになぜか評価されていていつ私がゴミだってバレるんだろうって思ってすごく不安だったのは確実にひとつ。いやだな。私のこと何もできない人間だって思っていてほしいんだけどそんな人間は採られないのでおしまい、今の会社に戻る気持ちもないしな。

 

やりたいことじゃなくて現実的なことを仕事にして結局生き残れてないんだからどうせこうなるならやりたいことやって死んだほうがマシだった気がする。好きなことを仕事にしてたとして大変なことや嫌なことがたくさんあることは理解してるけどでも、苦手な業務をして、してしてしてすり減って何も残ってないただの産廃になってる今よりよっぽど良かったんじゃないかなぁってどうしても思ってしまう。

たらればの話だね、もう若くもなくて全然人生のやり直しも効かない気がしてくる。わかかったとして私は無能なわけですが。ワラ。人生言い訳しかなくて嫌になるけど嫌になるだけで私はここから動けません。

 

呑気なときって全然文章がかけなくて、この日記を書くのに半月かかった程度には私は今穏やかに呑気になんともなく過ごせてるんだけど、でも反動で今は全部が不安になっててウケるね。ウケてる場合ではない。

働きたくないと社会の中で役割がほしいという感情で毎日ぎゅうぎゅうに潰されてる。ほんとにこのままぺしゃんこにしてくれたほうが助かると思う。

 

ゆるく見積もったとしてゴールデンウィークくらいまでには、人生もう少しちゃんとしておきたいな。停滞しかできないのが気持ち悪い。