虎になる夢を見る

脳内と音楽の話

体温が夜と同じになる前に 風は朝日の匂いを孕む

寝れないので日記をかきます。
明日、もう今日ですが、はお姉ちゃんの結婚式で、始発電車に乗って新幹線に乗って式場に行かなきゃいけないのに寝られません。今は3時5分、アラームは4時半。23時半から1時くらいまで寝て、目が覚めて、それからずっと天井をみています。
寝ようにも自分の心臓の音がクソデカくて爪先まで響いている感覚。私の飲んでる眠剤は中〜後期型なので飲んだら起きられず最悪の結末が見えます。まぁそもそもあと1時間半しかない時点で眠剤を飲む選択肢はないんですが。

昨日、5月27日のことですが、までお得意の労働アレルギーで38度の熱が出てしんでいました。この時期の風邪、普通にアレか……?と不安になりますね。鼻に綿棒突っ込まれて検査されました。私はお姉ちゃんのことがかなりすきなので、絶対結婚式に行きたいので陰性で本当によかった、最悪の体調で画面越しに祝福なんてしたら一生それがコンプレックスになるところだった。

そんなこんなで病み上がりの私は今日、5月28日のことですが、ライブに行くはずがさすがにぶり返したら大変、と参戦を諦めました。整番4。どうしても死券にしたくなくてすきな女の子に半ば無理矢理譲りました、ありがとね……。感想をパブサしたら死ぬとおもってまだ全然見てないんですが、その子が楽しかったみたいでそれは本当に嬉しいです。俺の屍を越えてゆけ

暑いから窓を少し、拳ひとつ分くらい開けてカーテンの隙間から顔を出して冷たい空気を吸ってたら突如思い出と希死の波に襲われてきたので、こう、どうしようも無い感情を文字にし始めたわけです。半年後とかに後悔するんだろうな、という日記。

ちょうど1年くらい前、まえ日記に書いた「お酒を飲みながらお互いの地獄を地獄だね〜と言い合った人間」がよく家にいました。
第1期緊急事態宣言、私はリモートワークだったし(それから二度とリモートにはなってないのが悲しいね)、シフト制の相手はガンガンシフトが削られていたので適当にうちに来て適当なご飯を食べて適当に1時間くらい夜の散歩をして適当に窓を開けて寝る、というのが定石でした。距離感が程よく遠くて程よく近くて思想が似ていて似ていなくて、まぁ、なんというかかなり居心地がよかったんですよね。ということを考えてたら4半世紀で1番たのしい時期だったのかもしれない、とまで思ってしまって畳んでしまっておいた記憶がヮォヮォ!大暴れです。
このくらいの時期の夜の匂いは楽しい思い出がいっぱいでもうそこに戻れないことが私はたぶん嫌なんだろうな、知らないけど。
本格的に暑くなる前のこのくらいの季節が昔からかなり好きではあるし今も好きなんですけど、これからもこのくらいの時期に寝れなくて窓開けてたらこんなことを思い出してしまうんだろうか、嫌だな。

なんというか私はずっと過ぎたことばっかり考えたり見つめていていまを全然見ていなくて次の瞬間以降のことなんてもっと考えてなくて、なんとまぁ進歩のない人間。思い出にしがみついてもいいことは無いなんて分かってるんだけど。
文字にしたら落ち着くかな、と思って書き始めたんですけど全然心臓は主張が激しいし感情はぐちゃついてるしなんなら耳鳴りもするし最悪徹夜で結婚式に臨むらしいです、ウケる。おねえちゃんごめんね……。いま、3時半です。

少なくとも1時間寝る努力をします。寝れるかな、寝させてくれ。おやすみなさい。