虎になる夢を見る

脳内と音楽の話

残響と嘘の星空眩くて耳の奥底炭酸みたい

好きなものに生かされすぎている。
というか、好きな物のためにしか生きられない。

好きな女の子と、1番好きな食べ物を食べてから、好きなバンドのライブに行きました。
私にこのバンドを教えてくれた、インターネットのスラム街みたいなところで出会った、きっと袖を触り合うことのなかった女の子。
明日には今まで以上にいろんなことをすることに後ろ指を指されるようになるのでしょう。こんなことを言うのは至極不謹慎だと思うけど、緊急事態前夜ということで、たのしくやりました。たのしく、だと違うかもしれないけど他に言葉を持っていないので。

2021年一発目のライブ、ほんとうによかったです。何があっても何があっても何があっても俺らがいる、と言ってくれる人たちの音楽を好きでいること。本当に「CRYAMYとわたし」なんだよな、と思う。ひとりひとりの目を見て話をしようとしてくれる人。
いつもいつも私はライブを見てる時の記憶があんまりないからここにかけることって本当に全然なくて、でも本当にすきで、すごくよくて、そして生かされてるなぁと思ったことをどうにか書き記しておきたくて中身のないことをスルスルとフリックしています。
聞きたかった曲が生で聴けて本当に嬉しい。何があっても自分たちがいる、と言ってくれる人たちの、「どうせ死ぬのなら いや消えるのなら それまであなたと生きたいのだ」という歌詞。こんな下手くそな言葉をこんなところに書き散らす私の言葉足らずさを許してほしい。
あなた達がいなくなってもあなたたちの曲と一緒に生きていくんだろうな、と思ってしまう。

つらさとか寂しさとか悲しみから目をそらさないで傍にいてくれる音楽、人に依って違うと思うけど、私にとってそのうちの一つがこの人達でよかったな、と思ってしまって、思ってしまうって言い方は正しくないかもしれないけど。でも、思う、とかそう言う確固たる言葉とか核心みたいな確信みたいなのじゃなくて、思っちゃうんだよ。
泣きそうなのを目の奥を噛み締めて我慢してて、そこであまりに優しい声で泣いたっていいよと歌われたら、そりゃあ泣いちゃうな。優しくて幸せな夜でした。
ライブ終わったあとにずっと耳の奥がしゅわしゅわしてるのが好き、体には良くないから耳栓買った方がいいって分かってても。

今日もすきでした、私の周りは私の好きな物だらけで、なんて幸せなんだろうか。

CRYAMYとわたし at TSUTAYA O-WEST